ティサカのMARVEL映画旅行記

MARVEL映画の沼へようこそ

「馬鹿馬鹿しい!」鬼才エドガー・ライトと『サイモン&ニック』の痛快コメディ映画三連発!

こんにちは、ティサカです。

 

 途轍もなくやってみたかったのです、映画レビューの回で御座います。

 

 今回は筆者が愛してやまない、映画界の仲良し三人組とその三部作です!早速どうぞ!

 

 

 

エドガー・ライト監督の三部作って?

 

 今回は飽くまで映画の記事なので、なるべく人物紹介は端折りますので悪しからず。

 

 まずエドガー・ライト(以下ライト監督)はコメディ映画を得意とし、音楽とシンクロする独特な演出が持ち味の映画監督です。近年でも「ベイビー・ドライバー」が大ヒットを飛ばしました。

 そしてライト監督の三部作に関しては我らがウィキペディアから引っ張って参りました。

スリー・フレーバー・コルネット3部作[11][12](スリー・フレーバー・コルネットさんぶさく、The Three Flavours Cornetto Trilogy[13])は、エドガー・ライト監督、ライトとサイモン・ペグ脚本、ナイラ・パーク英語版製作、ペグとニック・フロスト主演という体制の元、イギリスで製作されたB級コメディ映画3作品の総称である。「コルネット3部作」(The Cornetto Trilogy) や「血とアイスクリーム3部作」(The Blood and Ice Cream Trilogy) と呼ばれることもある[14][15][16]。3作品は公開が早い順に、2004年の『ショーン・オブ・ザ・デッド』、2007年の『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』、2013年の『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』を指す[15]

引用元:スリー・フレーバー・コルネット3部作 - Wikipedia

 

 ここで登場するのはサイモン・ペッグニック・フロストであります。

 この二人は共に俳優コメディアン大親友。その仲の良さたるや、九ヶ月間同じベッドで寝る程だそうです。単純に同じ家で暮らす期間で言えばおそらくそれ以上、ネットで検索すればその辺のカップル顔負けのラブラブ画像が沢山ヒットします。

 

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 お似合いですこと!

 

 さあ、「サイモン&ニック」のバカップルと「ライト監督」の三人が集いし時!全米が笑い転げ、昨今のストレス社会に一筋の光をもたらす三本の映画が誕生する…

 

 

No.1 雰囲気軽過ぎゾンビ映画ショーン・オブ・ザ・デッド

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〜あらすじ〜

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 家電量販店に勤めながら、無気力に毎日を過ごすショーンサイモン・ペッグ)。ある日朝起きたら町中がゾンビだらけ!彼女であるリズと自身の母親を助け出す為に、友達のエドニック・フロスト)と共にゾンビの群に立ち向かう。

 

 〜みどころ〜

 

 今回、どちらかというとしっかりしている主人公ショーンをサイモン。自堕落な居候のエドをニックが演じる。

 こんなかる〜いノリのゾンビ映画ないだろ!っていう印象そのままに突き進む。ゾンビが現れたというのに、主人公のバカ二人は「この人酔っ払いすぎじゃないか!?w」と面白がり過ぎな反応だ。だめだこりゃ。

 ゾンビ相手にお気に入りのCDを投げつけたり、音楽に合わせて斬りかかったり、コメディ路線をひた走るホラー映画(?)。

 かといってしんみりさせる場面もあれば、展開も怒涛で飽きさせず、オチも筆者好み。ライト監督の三部作の沼に片足を突っ込んだ感触がしました。

 

 

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〜あらすじ〜

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 頭脳明晰スポーツ万能の堅物警官ニコラス・エンジェルサイモン・ペッグ)は優秀過ぎるが為に周囲に疎まれ、犯罪など滅多に起こらない田舎町「サンドフォード」に左遷させされる。

 そこでの良い加減な同僚達に馴染めず、またしても疎まれるニコラスであったが、のどかなこの町の“違和感”に唯一気づき始め…

 

〜みどころ〜

 はい「名作」。

 ジャンルはサスペンス・ホラー・ミステリー・ガンアクション・コメディ・バディムービーであります。

 今回のニックは、サイモンの相棒警官となる太っちょ映画オタクどこか抜けた役柄です。サイモン演じるニコラスの有能ぶり、仕事熱心ぶりに序盤から唯一尊敬の意を示していて、激しい撃ち合いやカーチェイスに憧れる可愛い役です。

 

 基本的に怒涛の短いカットの連発でグイグイ引っ張られますし、コメディシーンとシリアスシーンの塩梅が丁度良い。くだらない笑いの中に、町に潜む不気味な雰囲気を巧く溶け込ませていて、とにかく早く観てくれって感じです!

 そしてストーリーの大筋に関わるかは置いといて、伏線の量が尋常ではないです。劇中の至る場面に散りばめられており、終盤に行くにつれ回収されていくのがキモティー。言いたいこと沢山あるけども、本当に綺麗に纏まってるなと特に自信を持ってオススメできる作品です。観てください。

 

 

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〜あらすじ〜 

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 アル中のゲイリーサイモン・ペッグ)は、いよいよ達成できなかった「5人で12軒のパブをハシゴする」計画を20年越しに再挑戦することに決め、学生時代のかつての悪友4人を招集する。飲み歩きの途中、街の至る所にエイリアンが混じっていることに気づくゲイリー達だったが…

 

〜みどころ〜

 

 今回のサイモンの役は、若かりし頃は卓越したカリスマ性を持ったガキ大将のような役柄。いや引き出し多いなあ。対照的にニックは真面目でしっかり者、でもたまにネジが飛ぶ。

 そもそもの計画、「5人で12軒のパブをハシゴする」が面白過ぎて筆者は観る前から好みでした。そのうち実際にやってみますね。

 中盤からは「エイリアンが地球を侵略しようとしている」というB級要素が登場。どうしてこれと「お酒」を組み合わようって思い付くのかが全くわからん、ライト監督の鬼才っぷりを感じずにはいられないユーモアたっぷりの良作。

 

 

以上でーす

 

 仲良し三人組が作るだけあって、作品のテーマとして

  • 友達とバカやることの楽しさ
  • 付き合いの長い友達の大事さ

が掲げられているだろう、というのが分かりやすい程伺えます。

 何より『友達と一緒なら何が起ころうとそれは面白可笑しく彩られていく』のが素敵です。

 普通町にゾンビが蔓延ったり、エイリアンが地球を侵略しに来たりしたらそれは間違いなく悲劇ですよ。

 しかしそんなことは「友達となら明るく乗り切れちゃうよ」っていうおバカ三人組、とりわけライト監督からのメッセージなのではないでしょうか。どんな状況でもサイモン&ニックは冗談飛ばして悪態ついて。それで本題が完全に解決できてなくてもいいというのも重要、楽しきゃいいんです。そんな彼らの活躍(?)を観る観客もハッピー。

 

 ってことで皆さん、友達大事にしましょうね。

 

 

 それでは僕は明日友達とキャンプ行って来ます。

 

 

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 こんなん人生楽しいでしょうが

 

おわり!